ジョジョの世界とヘタリアの世界混ぜてみた




<第三部・スターダストクルセイダーズ>

in香港。


シュバババッ!ボゴォッ!

「な、なんという剣さばき!」
「モハメド・アヴドゥル、始末してほしいのは貴様からのようだな……。
 そのテーブルに火時計を作った!火が12を燃やすまでに、貴様を殺す!!」
「恐るべき剣さばき、見事なものだが……相当うぬぼれが過ぎないか?ああーーっと……。」
「ポルナレフ……名乗らせていただこう、J・P・ポルナレフ。」
「メルシーボーク、自己紹介恐縮の至り。………しかし………。」

「アイヤァァァーーーッ!!お前ら、店のテーブルに何してるあるかぁぁーーッ!!」

「え!?いや、あの違うんです店員さん、これにはちょっと事情が……。」
「問答無用!はぁぁーーーっ!!」

ガゴォォンッ!!

「何ィィーーッ!?意外ッ!!それは中華鍋ッ!!」
「ぶっげふぅっ!!」(ポルナレフ……再起不能)
「まったく、いきなり店ん中でテーブル倒して燃やして削るだなんて、どんだけ非常識あるか!いくら海外の観光客でも、我は容赦しねえあるよ!
 そもそも欧州のやつらはどいつもこいつも、礼儀を知らなすぎある!料理店の中で乱闘起こすとか、普通考えられねぇある!血の気が多いにもほどがあるあるよ!」
「(あるある…。)」
「本っ当に、我がたまたま香港んとこの店手伝ってなかったらどうなってたことやら……。あ、香港!
 ほら、お前もガツンとなんか言ってやるよろし!」
「あー……まぁ、イギリスさんとこの観光客とかもそうっすけどぉ、こーゆーのマジヘコむっつーか、迷惑度が半端ない感じッスよね。正直嫌んなるっつーか、片付けとかも面倒だし……。
 ……あー、でもこういうのにあんま関わると外交的にもロクなことにならないって気がするんで、ここは先生、あとよろしくってことで。」
「了解したある!
 とりあえずおめぇら、どこの国のもんあるか!ちょっとパスポート見せるよろし。
 何、法国(フランス)?まっったくあそこは英国と同じで、脱いだり飲んだり本当どうしようもねぇあるな!
 ほら、そっちの黒い奴も。さっさとするよろし!」
「いや、あの、私は。」
「グズグズすんなある!中華鍋もう一発ほしいあるか!?」
「あのー……ワシらはもう行ってもいいんですかのう。」
「ちょっジョースターさん!まさか私見捨てる気ですか!?」
「あん?ああ、こいつらの喧嘩に巻き込まれたやつらあるか。飯時にすまなかったあるな。お詫びに、この餃子持っていくよろし。」
「どうも……。さ、承太郎、花京院。旅を続けようか。」
「ちょっとーーー!!」

(モハメド・アヴドゥル……インドを待たずして戦線離脱)










一方、カイロにて。


「ふ………やはり来るか、このエジプトに……。ジョセフと、ジョータロー、か……。
 いいだろう、ジョースターの一族よ。因縁とはやはり、自らの手で……。」

ドンドン、ドンドン。

「滅さなければって、誰だこんな時間に。」

ガチャ。

「お兄さん、霊験あらかたな壺買わないかい?安くしとくよ。」
「………………間に合ってます。」
「今ならキャンペーン中で、一つ買うとなんともう一つ付いてくるけど。」
「結構です。
 というか貴様、今週に入ってもう三回は売りに来てるよな?買わんと何度も言ってるのに、何故そうも頻繁にやってくる?」
「いや、そろそろ買う気になったかと思って。」
「ならんから。無駄だから。帰って、お願い。
 …………はぁ、なんで私こんな国拠点に選んでしまったのか………。」




End


    
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 DIO様がんばれ超がんばれ。
 アヴドゥルもがんばれ超がんばれ。


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