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忍術学園生徒はスタンド使いに憧れる
注:何故か忍たま世界でジョジョが普通に読まれてます。
「うそやで〜」乱発。
1.六年の場合
「なぁなぁ、留三郎?もし、一体だけスタンド選んでスタンド使いになれるとしたら、どれにする?」
「ああ?そりゃ、やっぱ無敵のスター・プラチナしかないだろ!パワー、スピード、精密性、どれをとっても最強!その上時まで止められるんだから、チートとしか言いようがないよなー。」
「ふん、あんなもんザ・ワールドのパクりだろう。同じ能力なら俺はより優れたザ・ワールドの方を選ぶな。」
「なんだとぉ?結局スタプラに負けたじゃねーか!ザ・ワールドのどの辺がスター・プラチナに勝ってるっていうんだよ!」
「バカタレ!スター・プラチナは最大でもせいぜい1,2秒しか止められんが、ザ・ワールドなら状態次第で5秒から9秒止められるんだぞ!?決算前で一分一秒が惜しい時にはスター・プラチナよりザ・ワールドだ!!」
「……そういう基準かよ文次郎……。流石は地獄の会計委委員長。
で、話振ってきた伊作はどうせクレイジー・ダイヤモンドなんだろ?」
「あ、わかるかい?やっぱり保健委員長としてはあの『治す』能力は魅力的だよねー。」
「わかるわかる。俺も用具委員長として選ぶならぜひ欲しい能力だしな。」
「何っ!?伊作お前、そこは何故ドラゴンズ・ドリームにしない!穴に落ちなくなるぞ!」
「!!!そ、その発想はなかった!」
「仙蔵、お前な……。あ、小平太はどうだ?」
「私か?んー………私は自分の身体で戦うのが好きだからなー。波紋とか石仮面の方がいいな!
あ、でも石仮面で吸血鬼になったら、晴れの日にバレーができなくなってしまうな……。」
「お前は本当にバレーと塹壕ばっかりだなぁ…。」
「まあ小平太の場合、波紋やスタンドに頼らなくても体一つで十分強いからね。これ以上強化なんか……。」
「………………………オアシス。」(もそっ)
「「「ッ!!??」」」
(肉体強化×塹壕力アップ=もはや手がつけられない)
2.火器使いの場合
「まったく、長次の奴……恐ろしい選択肢を出しやがって。一瞬想像して絶望したぞ。」
「まあいいじゃないか、文次郎。どうせ想像だけの話だ。実際にスタンド使いになれる訳でもない、ただのお遊びだろう。
……それにしても、同じ穴掘り好きでも、喜八郎があのオアシススーツを来ているところは想像がつかないな。」
「(ブフォッ)おっ、お前、仙蔵……自分ところの委員会の後輩になんつー酷い想像を……。」(ブルブル)
ガラゴロガラゴロ……
「あっ、潮江先輩、立花先輩!どうもこんにちは。」(ガラガラ)
「こんにちはー。」(ゴロゴロ)
「おう、田村。それに虎若か。なんだ、ユリコの散歩か?」
「はいー、今日は湿度もいいし火薬の調子も良くって、ユリコもすっかりご機嫌ですよ。ほら、見てくださいこのツヤ、肌のハリを!」
「先輩と僕で一生けんめー磨きました〜。あと、火縄銃の手入れもやったんですよ!」
「(肌…?)そうか。火器や忍具の点検は忍者として重要だからな。ましてやそれが愛用のものであれば、最早生死を共にする相棒、半身も同然……………おお!そうだ、突然だがお前たち、ジョジョ読んでいるか?」
「はぁ……?一応、7部のラストまで読み終わりましたが。」
「あ、僕は今6部の途中です。だんだん話が複雑になってて……。」
「そうか。いや、実はさっき6年で、もし一体だけスタンドを得られるとしたらどれにするか、という話になってな。お前たちだったらどれを選ぶかと思ったんだ。」
「委員長、そりゃあ決まっているでしょう!」
「そうですよ!僕と田村先輩は忍術学園の火器厨コンビですよ?」
「ああ、それもそうか。お前らならやはり、セックス・ピ………。」
「『バッド・カンパニー』
に、決まっているでしょう!!」」(同時)
「『マンハッタン・トランスファー』
「「「「……………………………………。」」」」(重い静寂)
「…………………………ええっと……………。」
「(バッ)田村先輩!見損ないましたよ!上級生にもなって、あんなおもちゃの兵隊なんかを欲しがるだなんて!!
狙撃というのは自分の腕で撃ってナンボでしょう!!」
「おもちゃの兵隊とはなんだおもちゃとは!!一個中隊だぞ!?戦車に戦闘ヘリ地雷にミサイル、グリーンベレー!過激な武器を愛するこの田村三木ヱ門にまさしくぴったりのスタンドだろう!
大体マンハッタンだって自力で撃ってるとは言えないだろうあんなフワフワ飛んでるだけの紙プロペラ!人のことが言えるか!」
「何言ってるんですか!スタンドを狙い撃つまでは己の腕!そこから風の動きを読み、死角を補って離れた標的や死角に潜んだ敵をも一発で捉える!これこそスタンドと人の才能の合わせ技でしょう!
離れた場所から指示だけ出して自分は安全を確保するなんて、そっちの方がよっぽど邪道ですよ!」
「そもそもスタンドとは己の精神や才能の具現化。つまりバッド・カンパニーの歩兵としてライフルを一斉掃射するのも私自身、戦車を操縦しているのも私、爆撃を落とすのも私!そしてその様子を全て把握し全体の指示を出すのも私自身ということになる訳だ!一度にこれだけ多種の武器を扱い、なおかつその戦果を間近で一望できる!これほど素晴らしいスタンドがあるか!?」
ぬぎぎぎぎぎぎぎ……!
「…………俺のせいなんだろうか、これは……。」
「どうでもいいが文次郎、下級生や後輩の前で堂々と『セッ○ス』なんて単語を出すのはいかがなものかと思うぞ。」
「……ああそうかい。ところでさっきは聞かなかったが、学園一の火器の使い手と名高い仙蔵、お前なら一体なんのスタンドを選ぶんだ?」
「無論、キラークイーン一択。」
「……………………火器使いって、一体……。」
(タイプが違えば好みも違う)
3.五年生の場合
「う〜〜ん、う〜〜ん……参ったな、決められない………。」
「お、また雷蔵が何か悩んいでるな。」
「三郎!今日は雷蔵の奴、一体どうしたんだ?」
「ああ、違うよ兵助、八左エ門。雷蔵は僕。三郎はあっちだよ。」
「えぇ?あっちが三郎……てことは、雷蔵じゃなくて三郎が悩んでるのか!?一体何があったんだ!?」
「うう〜〜ん………クヌム神か、イエローテンパランスか……いっそアース・ウィンド・アンド・ファイアにするか、それとも応用もきくクリーム・スターターか……。
ああ〜〜、一体どれが一番私に合うスタンドだろうか……?」
「…………は?」
「いや、実は……さっき先輩から『一つだけスタンドが使えるとしたどれがいいか』って尋ねられて、そしたら三郎がすっかり考えこんじゃってさ。」
「ああ、そういうことか……。確かに、変身系のスタンドって色々あるもんな。」
「うううう……いや、しかし、変装名人の異名を持つこの私が、スタンドの力に頼ってしまうというのもいかがなものか……。ならばここはいっそ、変装とは全然関係のないスタンドを選ぶとか………でもなぁ……。」
「おほー、すごいな三郎。いつもより更に雷蔵そっくりに見える。」
「あはは……。ところで、八左エ門たちだったらどうだい?スタンドを一つ選ぶとしたら。」
「俺?そうだなぁ……。やっぱり、ゴールド・エクスペリエンスかな!生物委員会委員長代理として。」
「これ以上生き物増やしてどうするんだ……?」
「いいだろ、別に。そういう兵助は、やっぱりパール・ジャムか?豆腐小僧として、美味しい豆腐を作るために。」
「豆腐小僧って言うなあ!!
第一パール・ジャムは食べた人を健康にする能力であって味は本人の腕次第だ!
そもそも大豆はもともと身体に良い食品なんだから、わざわざスタンド能力に頼る必要はないだろうが!」
「いや、えっと…………なんかすまん。まさかそこまでツッコの嵐になるとは思わなかった。
じゃ、雷蔵……は、また悩むな。勘右衛門は?」
「あ、俺はアレが使ってみたいな〜。ラブ・デラックス!」
「「「「ッ!?」」」」(三郎まで反応)
(そ の 髪 で ・・・!?)
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何故混ぜたかって?そこんとこだが、俺にもようわからん。
機会があれば4年生と1年生を追加したい。