039: 料理に挑戦。
2月13日。
一般的に「St.Valentine Day」と呼ばれる行事のある日の、その前夜。
本来であれば誰もが明日という愛を形にする日に備え、贈り物を探して店を駆け回ったり、台所で甘い香りと戯れながら包装紙と格闘したりするはずの日である。
にもかかわらず、この『DIOの館』と呼ばれる建物の中では。
現在、世にも恐ろしい事態が進行していた。
<四男の場合>
「・・・・・っし、誰もいねぇな・・・・・・。」
わずかに開けた扉から厨房の中の様子を確認し、ウンガロは小さく呟いた。
身体を滑り込ませ、後ろ手でドアをそっと閉める。抱えていた茶色の紙袋を近くの台に置くと、ようやく安堵の息をつくことができた。
「ふー・・・・よし、あとは作るだけ、と・・・・・・。」
3人の腹違いの兄たちが、明日父親にチョコレートを渡すつもりでいる事を知ったのは、昼間の雑談中であった。
恋人のいない自分にはどうせ無縁の行事・・・・と高をくくっていたウンガロにとってはまさしく寝耳に水であったが、知ってしまったからには自分だけ送らないなんてことは出来ない。というわけで、急遽材料を買って現在に至るわけである。
ついでに言えば、ただ作って送るだけではない。どうせならば兄弟の中で最も良いものを作って、父親をあっと言わせてやりたいという思いもあった。
棚から大きめの鍋を探し当てると、ウンガロはそれをコンロの上にセットした。そして、鼻唄交じりに紙袋から板チョコを何枚か取り出すと、
「っと、まず、砕いてー。」
バキバキバキバキバキ。
「入れてー。」
ガラガラガラガラガラ。
「砂糖とー。」
ドザザザザザザー。
「水とー。」
ドボドボドボドボドボ。
「で、煮る、と!」
カチッ。(点火)
・・・・・・・・・・調理終了。
「あっれ〜?溶けねぇなぁ・・・・。火が弱ぇのかぁ?」
そんな問題ではない。が、ウンガロは構わず火力を最大にした。
その内鍋の中の液体は薄い茶色に染まっていったが、どう考えても水っぽい。仕方なくウンガロは、そのまま鍋を放置して煮立たせ水分を飛ばすことにした。
その間に、更に袋の中から小ぶりな瓶を取り出す。多少奮発して買ったウィスキーである。一緒に煮てしまうというのも考えたが、これ以上鍋の中身が水っぽくなるのは避けたい。よって、ウィスキーボンボンのように中の空洞に流し込む形をウンガロは考えていた。既に、ウィスキーを中に入れる準備も整っている。
袋の底に鎮座する、注射器数本。(一応未使用)
「完璧じゃねーか・・・・オレってばよぉ・・・・・!」
瓶の中身を注射器に詰め替えながら、うっとりとウンガロは一人ごちた。揺らめく琥珀色の液体を見ながら確信する。これなら確実に、父親に最も喜ばれるチョコレートが完成するだろう。
捨てたことになっているため当の父親が見たら嘆くこと請け合いなのだが、まぁ彼にとってはその程度は些細な問題である。
ちなみに、どうやって酒を入れる空洞を作ったままでチョコレートを固めるかについては、今だ思考がおよんでいない訳だが。
「おっ、大分ドロドロになってきたかな・・・・・。よーし、型につめっか。」
呟き、鍋の火を止めつつ袋から大きな型を用意する。
金属製の型のその形は、当然。
<三男の場合>
「・・・・・・・・・・・・・・・・あれ。」
リキエルは、鍋の中を見て呆然と呟いた。
明日父親に贈るために先ほどから彼が溶かしていたチョコレート。それが、へらを動かすのが困難なほどに固まってしまっている。
「ちょ、あれ?そんな、え?何でだ?」
おろおろと鍋を見おろしたまま自問自答する。当然、答える者はいない。が、無駄な問いとわかっていても言わずにはられなかった。
何しろ、鍋のチョコレートは相変わらず火にかけたままなのだ。冷えて固まったというわけではない。では何故固まってしまったのか、リキエルには全く見当もつかない。
「そんな・・・・・・それに、牛乳って液体なんだし、普通は薄くなったり水っぽくなることはあっても、固まるわけなんてないだろ・・・・?どうなってるんだ、一体・・・・。」
湯煎中のチョコレートに水などを入れてしまいチョコが凝固してしまう、というのは、実は初心者にありがちな失敗である。
鍋の中のチョコはいかにも口当たりが悪そうで、とても当初の予定の生チョコになどなりそうもない。想定外の出来事に頭は追いつかず、いつの間にか彼の視界は狭まり、目の前が暗くなってゆく。
しかし。
「・・・・・・・・いや、待て。」
ゆっくりと、リキエルは閉じかけたまぶたを開いた。深く息を吸い込み、そして吐き出す。一度パニックを起こしそうになった心が、再び落ち着きを取り戻す。
「大丈夫・・・・落ち着くんだ、神父様も言ってくれたんだ。俺には、自分をコントロールできる力がある。
そうとも、俺はこんなこと如きで挫けたりなんかしない。俺はもう昔の俺とは違うんだ、自分の力だけで危機を乗り越えることが出来る・・・・・・。」
ブツブツと呟きながら、リキエルはまず傍らに置いた牛乳パックを手に取り、その中身をさらに鍋の中に注いだ。
かき混ぜることで凝固したチョコレートは大分ほぐされ、茶白色の薄い液体となった。しかし、これではどれだけ火を強めても、焦げ付くことはあれど固まることはない。
リキエルは鍋から離れ、近くの棚をあさる。その間にも自身を励ますために言葉を続ける。
「俺は成長する。アポロ11号のように、俺は精神を成長させることの出来る人間なんだ・・・・。俺はきっと、この危機を乗り越えてみせる・・・・・・!
俺は必ず、この失敗を克服する。俺にはそれが出来る。父さんのためにも、必ずやこのチョコレート作りを成功させてみせる。そう、この・・・・・・・・・・。」
ちゃっ、とリキエルは、棚から探し当てた『それ』をぐっと握りしめ、決然と言う。
「『片栗粉』で!!」
彼のアポロはどこに向かって飛び立とうとしているのか。
「あっ、固まってる固まってる!うん、いい感じ!いける!」
その、どう見ても月面着陸できなさそうな感じの物体を見ながら、楽しそうに声をあげるリキエル。
「よーし、あとは型に入れて冷やすだけだな。ちょっと口当たりが変わるかもしれないけど、まぁ大丈夫だろう。」
呟きながら、型を取り出す。無論、その形は。
<次男の場合>
「・・・・まず、生クリームをボウルに入れ、湯煎にかける。」
呟きながら、ヴェルサスはコンロをひねった。巨大な鍋の中には、真っ白な生クリームの入ったボウルが湯の中に浮かんでいる。鍋の傍らにはあらかじめ砕かれたチョコレート。
「そして生クリームが温まったなら、チョコレートを加え更に溶かす。」
ザァッ、とボウルの中へと茶色の欠片が降り注ぐ。軽く混ぜあわせ、色が溶け合ったのを確認すると、即座に横の水の入った鍋へと移し替える。
その手つきは流れるように手際がよい。
「ボウルの底を水につけ、ねっとりとするまで泡立て器でよくかき混ぜる!
さらに風味を加えるため、ブランデーを少々ッ!」
シンクの上には小皿に分けられたナッツ、ココアパウダー、粉糖などが並べられている。
更にその横には、四角く適度な大きさに切り分けられ何枚も並べられたラップ、また絞り袋。
「味付けが完了したらチョコをスプーン等でラップ材の上に落とし、少々冷やす!大きさは百円玉程度!また上手くいかないようなら絞り袋を使用して絞り出すッ!!
そして軽く冷えたら手で丸めて一つずつ形を整え、用意したココアパウダーや粉糖をまぶす!好みでナッツをくっつけても可!
以上ッ!!」
カラァン、と小気味いい音が厨房に響く。
泡立て器とボウルの縁がぶつかり合った後のボウルの中には、美しい褐色をしたクリームが出来上がっていた。
その出来栄えをしばし眺め・・・・・・やがてヴェルサスは小さく肩を震わせ、低い声でつぶやいた。
「・・・・・・完ッ璧だ・・・・!」
口からは「グフッ」と笑みさえこぼれる。
今の彼の胸は、まぎれもない勝利への確信だけで満たされていた。
左手をぐっと握り、更に言葉を続ける。
「はっきり言って、味覚には自信があるんだよ・・・・。兄貴やウンガロたちみたいな、いかにも料理できねぇってやつらと俺は違う、確実に『美味いものを作る』ことができるっつー自信があるッ!!第一、菓子は料理と違って手順さえ間違わなきゃ失敗のしようがねーからな・・・・。
イケるぜ、これは・・・・。どう考えても、明日親父に渡すチョコレートで一番喜ばれるのは俺だぜッ!!」
人気のない厨房にヴェルサスの声が響く。
いつの間にか明日の聖戦は彼にとって、父相手ではなく他の兄弟を相手にした勝負事にすり替わってしまっているようである。
無論ながら、ヴェルサス自身にこれまで菓子作りをした経験など無いに等しい。というか、一切ない。
だが、元々持ち合わせている料理の知識と優れた味覚、更に今日まで本やネットで調べ上げたトリュフチョコのレシピの数々が、ヴェルサスの自信を確固たるものにしていた。
誰が言った言葉だったか・・・・。
『相手が勝ち誇ったとき、そいつは既に敗北している。』
「さーて・・・・そろそろ湯煎も完了だな。ヘッ、ここまで順調だといっそ張り合いがねぇくらいだな。
・・・・・・というか、ここまでレシピ通りだと、むしろインパクトに欠ける気がしてきたな・・・・。どーせ親父のことだから俺ら以外にも全国各地から大量にもらうんだろうし、あと神父・・・・・・は、たしか料理下手らしいから大丈夫か。
にしたって、何かひとつくらいアレンジがあっても……。」
あるいは、これも誰の言葉か・・・・。
『初心者が独自のアレンジを加えた時、その料理はただの失敗作から凶器へと化す。』
「・・・・・・・・お?」
何とはなしに視線をさまよわせたヴェルサス。その目に留まったのは、流し台の隅に置かれた紙の箱。
黄色と赤で彩られた箱は既に開封されており、中のプラスチックパックがのぞいている。箱の表面には『中辛』の文字。
「そーいや、夕飯カレーだったか・・・・。テレンスの野郎、ヴァニラが留守だからって手ぇ抜きやがって・・・・。
・・・・・・・・いや・・・・待てよ・・・・・・・・・・・・?」
ドドドドドドドドドド
「・・・・確か、カレーにチョコレートを加えると、コクが増すってよく言うよな・・・・。」
ドドドドドドドドドド
「つまり、元々カレーとチョコって相性がいいってことで・・・・・・・・・・。」
厨房の中にはヴェルサス一人。
彼の呟きを聞く者はおらず、その危険な思考を留める者もいない。
ドドドドドドドドドド
「・・・・てことは・・・・・・・・チョコにカレーを入れたって、同じように美味くなるんじゃ・・・・・・・・・・!?」
ヴェルサスの手が、箱へと伸び・・・・そして・・・・・・!!
ボチャン。
・・・・・・10分後。
「・・・・・・・・・・・・よし、こんなモンだろ。
・・・・・・途中から味見してねぇけど、まぁ、大丈夫だろ・・・・多分。」
あまり鍋の方を見ないようにしながら、ヴェルサスは一人ごちる。
「・・・・それに、アレだよな。なんつっても親父は吸血鬼だし、普通の人間とは味の好みも違うだろうし、味見なんざするだけ無駄だよな。・・・・うん、きっと。」
ソースの中のホタテの香りさえ嗅ぎわける彼の優秀な嗅覚は、既に鍋の中の危険信号を十分すぎるほど察知していたが・・・・・・結局、あえてヴェルサスは見ないことにした。どの道、もう作り直す時間も材料もない。
ドナテロ・ヴェルサス。
9割の有利な状況を、ただ一度の余計な行動で無に帰す男である。
(具体例:「なぜ3人投げ込んだし」「何故あの瞬間車で突っ込んできたし」等)
「ま、まぁ、過ぎたことを考えてても仕方がねぇよな。とりあえず形にして箱に詰めるか。
んで、箱は・・・・・・ま、親父ならやっぱコレしかないよな。」
言いながら、トリュフチョコ(カレー風味)を詰めるための箱を取り出す。その形は、勿論。
<長男の場合>
「・・・・・・・・・・・・おや。
おかしいな・・・・・・写真の様子と違う。」
鍋の中身とレシピ本を見比べながら、ジョルノ・ジョバァーナは小さく首をかしげた。
本に掲載された写真では光沢ある液体状になっているチョコレートは、現実ではボゴボゴとした無数の茶色い塊と化している。
「やはり火が強すぎたのかな・・・・。途中から弱めたけど、遅すぎたのか、それとも一度でも火を入れすぎるとアウトなのか・・・・・・。」
湯煎中にチョコレートを沸騰させてしまいチョコが凝固する、というミスは、恐らくチョコレート作りのよくある失敗No.1であろう。
当然普通のチョコより口当たりも悪く、風味も格段に落ちる。ジョルノは木さじに付着したチョコを指ですくって口に含み、僅かに顔をしかめ・・・・。
「ま、いいか。食べられない訳でもないし。」
あっさりと妥協した。
「そもそも、父さんのことだからよほど致命的な味でない限り喜んでくれるにきまっているだろうし、心配ないだろう。
大切なのは味とか見栄えとかの結果ではなく、作ろうとする意志なんだってアバッキオの先輩も言っていたそうだし。」
正しくは『向かおうとする意志』である。
あっという間に気持ちを切り替え、やや見目の悪いチョコレートを小さなアルミカップに移し替え始めるジョルノ。ややあって、鍋の中身は全て大量のカップの中に納められた。
「これであとは冷やすだけ、と。おっと、その前に飾り付けか。ナッツでも乗せればいいかな。
ええと、ナッツ、ナッツ・・・・・・。」
用意した材料の袋を覗きこむ。
空である。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
どうやら、買い忘れたようだ。厨房をくまなく探せばナッツの袋の予備くらいあるかもしれないが。
「・・・・・・・・『ゴールド・エクスペリエンス』ッ!!」
かけ声と共に空の紙袋は空中ではじけ、無数の木の実となってバラバラと流し台に落ちた。
無駄を好まないジョルノにしては珍しく、見事なまでのスタンド能力の無駄遣いである。
「ん、ベネ。さて、フライパンフライパン・・・・・・。」
棚から出したフライパンをコンロに乗せ、そこにできたてほやほやの木の実を投入する。
そして、点火。
数秒後。
「・・・・・・ッ!?あつっ、熱っっッ!!?ッな、痛ッ、熱ッ!!」
突然ジョルノの全身に焼けるような激痛が走った。何が起こったか理解したジョルノは、あわててコンロの火を止める。
一拍後、痛みが収まっていくのを確認し、ジョルノはようやく息をついた。
「ハァ、ハァ・・・・・・。・・・・・・しまった・・・・・・『ダメージ反射』か・・・・うっかりしていた・・・・・・。
まさか空炒りが攻撃とみなされるなんて・・・・・・なんてこった。」
ミスタがシダ植物を引っこ抜いた時は平気だったし、スタンド能力の成長につれて消える特性かと思っていたのに…と思わず考えこむジョルノ。
しかしいくら理由を探したところで、ナッツを火にかけることができないという事実は変わらない。
ややあって、ジョルノは大きく嘆息し、
「仕方ない。あまり良くはないけど、生のまま飾ることにしよう。」
と呟き、作業を再開した。
アルミカップに入ったチョコレートの上に、一つずつナッツが乗せられている。既に湯煎から時間が経ったチョコは人肌程度に冷めており、ナッツを押し込んでもジョルノの身体に熱ダメージは伝わらなかった。
「生食はあんまり身体に良くはないでしょうけど・・・・まぁ、父さんは吸血鬼だし、お腹を壊すなんてこともないだろう。多分。」
綺麗に並べられたナッツ付カップチョコを眺め、ジョルノは満足げに頷き、一人ごちた。
ダメージ反射。
ゴールド・エクスペリエンスによって生み出された生物は、受けた攻撃をそのまま行った相手に返す性質を持つ。
そんな性質を持つナッツを、何も知らない者が万が一食べでもすれば・・・・・・より具体的に言うなら、前歯で割り、砕き、奥歯で細かくすりつぶし、咀嚼した挙句胃液で消化する、などという行為をしたのなら、その本人ははたしてどのような状態になるか・・・・・・。
それ以前に、まず最初にかじった段階で恐らく身体が真っ二つになる。
例えそれが無敵の肉体を持つ吸血鬼であろうとも、結果は同じことだろう。
「・・・・これでよし、と。さ、今度こそ冷蔵庫に入れるか。」
残念ながら、ジョルノがその恐ろしい事実に気がつくことはついになかった。
ガパリ、と冷蔵庫を開ける。入れるスペースを探して中を覗き込むと、奥の方に何かが見える。
見つからないように奥の方へ押し込んだらしい、3つの箱。
三者三様のラッピングに、思わずジョルノはくすりと笑った。ジョルノ自身は見つからないようにと深夜に厨房に入ったが、弟たちはそれよりも前の時間にやって来てこれらを製作したのだろう。
「にしても、あまり3人とも料理ができるようには見えないからなぁ・・・・。
僕も菓子作りは初めてだし、あまり大きなことが言える立場じゃないが・・・・せめて食べられる物を作っているといいけど。」
一口で吸血鬼をも絶命させられるチョコレートを冷蔵庫に入れながら、そんなことを呟く。
(もし酷い出来栄えだったら、僕のチョコは多めに作ったし、ヴェルサス達やヴァニラさん達にも配ってもいいかな)と、更に被害を拡大させるようなことを考えながら、冷蔵庫のドアを閉じた。
「さて・・・・と。えーと、一時間ほど固めたら完成、か。
なら、朝一番に回収すればいいか。ラッピングの用意だけしておいて一旦寝ようかな。箱は・・・・・・・・まぁ、別に本命という訳でもないけど、これが一番いいだろう。」
言いながら取り出した箱。その箱の形は、やはり。
「やっぱり、親父(父さん)といえば・・・・・・・・・・ハート型だよな!」
<父の場合>
一方、ジョースター邸では。
「ディオ・・・・あの、もう明け方だけど、君、そろそろ家に帰った方がいいんじゃないか?」
「そう言うなジョジョ・・・・よくわからんが、今日はどうしても家に帰りたくないのだ・・・・!」
「でも、ジョルノ君たちも心配するだろうし・・・・。」
「それはそうなのだが・・・・。
何故だろうか・・・・今日息子たちと顔を会わせるのがひどく恐ろしいのは・・・・。」
End
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結局説得されて帰宅してしまうDIO様が息子たちの贈り物を目の当たりにするまであと2時間。
一日遅れてしまいましたが、無駄家族バレンタイン。
年長になればなるほどチョコの破壊力が上がるあたりが恐ろしい。
さくあ様、22000HIT「無駄家族で四兄弟がそれぞれバレンタインに父親にチョコを渡そうと奮闘する話」リクエストありがとうございました!結果なんだか凶器製造物語になってしまったかも……。
遅くなりましたが、お受け取りください!!
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