<ケロロ・1>
「はは、拍手ありがとうございます!キャーギロロ、どうしよう!拍手だって拍手!しかもお礼よお礼!どうしよう、何話したらいいだろ!?やだー!」
「な・・・・・夏美・・・・・クル、シ・・・・・・。」(窒息寸前)
「(聞いちゃいねぇ)やっぱり日常のこととか話すべき?っていってもあたしの日常なんて、せいぜいご飯作ったり学校行ったり家事したり、家事当番サボるボケガエルをお仕置きしたり制裁したり殴ったり蹴ったり絞めたり吊るしたり晒したり煮込んだりあぶったりカカト落としてみたり飛び膝蹴りしたりアイアンクローしたりラリアットかましたりするだけだし、こんなことしゃべってもせっかく押してくれた人たち退屈させちゃうだけだよね?ああんもう、どうしよ〜っ!」
「・・・・・・・・・・・っ・・・・・・・・・・・。」(虫の息)
<ケロロ・2>
「地球の皆さん、拍手ありがとうございます!
今回は押してくださった皆さんにだけ特別に、一子相伝アンゴル族最終奥義ハルマゲドンによる超巨大惑星花火2万尺玉をご披露したいと・・・・。」
「待てって。」(裏拳突っ込み)
「あれ、どうしたんですかクルルさん?てゆーか営業妨害?」
「いくら地球の奴らに物好きが多いからって自分の住む惑星の大爆発は見たかねぇだろ。つか見えねぇし。」
「あっ、そうでした!モアったらうっかりしてましたね!てゆーか思慮不足?
それじゃあ、押してくださった皆さんにだけ特別に、一子相伝アンゴル族究極奥義ハルマゲドン連発による、ガマ星雲が一つ丸ごと消滅してしまうという摩訶不思議なマジックショーを・・・・。」
「更に待て。」(裏拳2)
「あれ、どうしたんですかクルルさん?てゆ−か再三再四?」
「・・・・確かに太陽系から離れりゃ地球の奴らには見えるかも知れねぇが星雲一つ丸ごとってどんだけ大量に断罪する気なんだよとかガマ星雲てケロン星も含まれてるじゃねぇかとかツッコミどころは色々あるが、まず言わせてもらう。そもそもソレ手品じゃねぇ。」
「てゆーか、被害拡大?」
<まるマ・1>
「まぁ!このような辺境地味文字のみサイトにわざわざ足を運んでくださった上に拍手まで押してくださるとは、なんと寛大かつお人好しな方でしょう!さぞかし日常でも人に頼られたり物を押し付けられたりその上頼まれたら嫌と言えなかったりとまるでグウェンダルのごとく色々苦労していることでしょうね、まあそれは置いておいて拍手ありがとうございます。愚鈍な管理人に代わりこの私、世紀のマッドマジカリストフォンカーベルニコフ卿アニシナが皆様に御礼をすることになったのですが、ちょうどよい!貴方のような方にぴったりの開発中の魔動機械があるのです!せっかくですから、拍手のお礼がてらこちらの『魔動・辞書型護身用武器収納装置薄型改良版』のもにたあなどやってみる気は・・・・・・・・。」
「待たんかアニシナ!それはあらゆる場所に武器を仕込みすぎたせいでどこを触っても武器が出て、利用者の命そのものが危なくなるからと開発中止になったはずだろうが!お礼と称してせっかくの来訪者をあの世に送るつもりか!」
「なんですかグウェンダル!ですから改良をしたと既に言ったでしょう!前回のような結果にはなりません!
そこまで言うのでしたら貴方がまず実験して御覧なさい!」(ぽいっ)
「わーーーーーっ!!」(反射的に、投げられた装置をキャッチ)
ズバババババッ!!ジャギーン!ギャーーッ!!
<まるマ・2>
<逆転裁判4>
「・・・・・・ん?おやおや、もしかしてお客さん、がっかりしてるかな?」
「え、そうなんですか?」
「そりゃあ、たいていここに来る人っていったらまるマかケロロが目当てのはずだし、そこでいきなり逆転裁判、しかもサイト内にいもしない4キャラの僕らが出てきたって不満に決まってるよなぁ。モニターの向こうのため息が聞こえてくるようだよ。多分この文章も読み飛ばされてるね。」
「・・・・いや、モニターの向こうの様子までどうやってわかるんですか・・・・。それにそんなこと言ったって、もう任されちゃいましたよ?お礼。どうしたらいいんですか?」
「うーん・・・・・そうだね、ここはそちらの触覚弁護士オドロキ君が責任を取って、お客さんを喜ばせるよう何か芸をするという方向で。」
「えええええええっ!!?オレが責任取るんですか!?」
「オドロキさん、やれば出来ます!頑張って下さい!みぬきも応援してますから!」
「じゃ、とりあえずここにある六法全書をその角の上において、部屋の中一周でもしてみよっか。」
「でで、出来ませんってーーーっ!」
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絵・だやん、文・千冬。
一万ヒットのお祝いにということで、初のお礼絵つき拍手でした。
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